[EV]AdobeMAX 2009/1/29 D-1 ウェブとタイポグラフィー、伝達と表現
若干うろ覚えの覚え書き
◆Adobe MAX 1日目
2009/1/29 13:00~14:00
◆D-1 ウェブとタイポグラフィー、伝達と表現
川上俊さん
元々グラフィックデザイナーなのでWEBでもグラフィックデザイン的なものを作りたい。
製作事例
1.artless(自社サイト) http://www.artless.co.jp/
page数の多いものは作りたくなかった。
→Ps1枚のデザイン
グリッドデザイン(システマチック→WEB向き)
細かい情報が別サイトのBLOGに表示
クライアントワーク
1.giuliano Fujiwara http://www.giulianofujiwara.com/
ブランドイメージ
→ミニマリズム
→テーマカラー:黒
→4つのドットがロゴ
テキストのメニューがメインビジュアル
(特にボタン画像的なものは使わない)
サムネイルにルックナンバーを表示させることでスタイリストはそのままお店に注文できる仕組み。
(お店のスタッフにも使いやすくなっている)
日本語の英語を併記
→日本のブランドということをアピール
→グローバルなイメージ
2.ISSEY MIYAKE Official Site http://www.isseymiyake.co.jp/
建設的なイメージでデザイン
これもメインメニューがメインビジュアル
メニューにマウスオンでブランドイメージ画像を表示
→イメージは縦につながっていてシームレスな感じなトランジション
ページ遷移は動きの構造を考えて作成
→メインは上下でその下は左右とか
紙広告で使ったタイポグラフィが好評で次の媒体に派生
→郵送用のダンボール箱への印刷
→WEBサイトのトップBG
3.STUDIO APARTMENT http://www.studioapartment.jp/
文字と音だけ(ビジュアル的な画像はなし)
Ps1枚的なデザイン
メインビジュアルの日付はそのままblog(news)へのリンクに
文字だけでのデザインをする際の書体選びは、その書体の背景をクライアントに説明
(バックボーンをしっかり調べ、選んだ書体の根拠を提示)
書体が決定してから、全体のデザインを開始する。
4.null http://www.nullartless.com/
WEB屋さんに紙のデザインをお願いしたプロジェクト
WEB屋だからWEBだけってわけでもなく何でもアンテナ伸ばしたほうが良し。
5.TYCOON GRAPHICS
書体を切り返すボタンでサンセリフとゴシックを切り替え
→メンバーの二人の得意なフォントをそのまま参照している。
Q&A
Q.文字デザインでの自分の中でのタブーはありますか?
A.基本をちゃんと理解した上での行動であれば、あえてタブーというしきりを作らなくても良いと思う。
Q.HTMLデザインはやりますか?
A.自分が面白くないから基本やりません。
もともとWEBデザインに入ったきっかけもFLASHという媒体ができたから。
Q.書体の選び方のコツ?
A.最初は自分の好み→クライアントのイメージから提案
背景的な部分を話し、説得
Q.今後は?(文字に飽きたら次は?)
A.今のところ文字を突き詰めたい。
自分の考えるグラフィックデザインでやっていく。