若干うろ覚えの覚え書きmemo

◆Adobe MAX 2日目
2009/1/30 11:40~12:40

◆L-4 失敗事例に学ぶFlexプロジェクトの第一歩
NECシステムテクノロジー株式会社 坂田泰平さん

Flexの特性
・UI上、全ての描画OBJ、コンポーネントはインスタンス化される
・コンポーネントによって重さが違う
・非同期
・データはポイント渡し

失敗プロジェクト(QCD)とは
1)コスト
色々できるからハードルがあがる
→仕様変更→費用アップ→遅延
→画面仕様が未定義(性能問題にも繋がる)
2)品質
Flexでなんとなくできちゃう(スクリプトも楽)
→ちゃんとわかってないとトラブルに対応できない
→遅延→初心者にありがち(性能問題にも)
3)納期
1)2)の原因がそのまま
既存のシステムの置き換えの場合の見積もりの甘さ
→性能問題にも繋がる

失敗事例
CASE1:デモでの執着が命取り
描画での性能問題(インスタンス化における)
→Flexの振る舞いの知識不足
データが多すぎて描画できないとか

CASE2:RPQは続くよ
画面の仕様変更がころころ変わる
→性能が悪くなる

CASE3:基本的な知識不足
描画における性能問題
→納期遅延

CASE4:見た目はOKなのに
重いクラスを使用しており描画が遅い、レスポンス悪い
→性能問題

まず何をしたいのか、何をどう見せたいのかを明確にする。

チェック項目
用件定義
・実現性の検証:モック等
・標準化作業:コーディング規約の設定
・設計:性能に問題はないか。
製造
・mxml/ASメモリリーク(参照の強弱)
・ツール、デバッガを使った検証
評価
・評価ツールの適用
・トラブルシューティング

まとめ
Flexの経験が浅いときは上級者に仰ぎましょう。